金持ち父さんからの6つの教え

金持ち父さん貧乏父さん」は、もともとはビジネス教育スクールの教材として、

著者のロバートキヨサキにより書かれ、それが口コミや紹介記事などで、全世界で

ブレイクし、大ベストセラーになった。

 

著者はハワイ在住日系4世、貧しい少年時代を経て、大学卒業後、ベトナムに出征。

コピー機のセールスマンから彼のビジネス・キャリアが始まる。

セールスマンをしながら起業し、ナイロンとベルクロを使ったサーファー用財布を考案。

世界的大ヒットで何億ドルという売上を記録。

起業家、投資家として一代で財を成し、 多くの経済誌に紹介された人物。

金持ち父さん貧乏父さん』は、彼の現在の成功を導くことになった、親友の父親から

学んだ「金持ちになるためのお金の考え方」 を伝える。

 

起業家時代の子どもたちに教えたい、お金に関する知恵と知識や、金持ちになる秘訣、

金持ちであり続ける秘訣をやさしく説いている。

 

(1)お金持ちはお金のために働かない

大多数の人

働く理由⇒お金を使うため・負債を買うため

 

金持ちの人

働く理由⇒無い

強いて言えば、趣味または知識を得たいため

 

(2)お金の種類

資産⇒私のポケットにお金を入れてくれる(資産⇒収入)

負債⇒私のポケットからお金をとっていく(負債⇒支出)

(3)財務諸表をつくる

金持ちの財務諸表(右図)

資産を買い、資産欄が多いことに注目

そして、資産からの収入が多い

 

資産の3つのタイプがある

1)ペーパーアセット(紙の資産)

  株式、債券、投資信託、保険など。ポートフォリオ

  所得を生む

2)不動産 住宅用物件と商業用物件がある。

  不労所得を生む。

3)ビジネス 不労所得を生む。         

大多数の方の財務諸表(右図)

資産と思って負債を買い、負債欄が多い

そして、負債からの支出が多い

 

あなたが住んでいる家は資産だろうか、それとも負債だろうか。

金持ち父さんの世界では、あなたの持ち家は負債です。

たとえ住宅ローンがないとしても、あなたは固定資産税、公共料金、維持費などを

払っている。

つまり、あなたのポケットからお金を取っていくのです。

さあ、あなたも『金持ち父さん』になりたければ、今すぐ自分の財務諸表を作成し、

キャッシュフロー( 収入ー支出)を管理してコントロールしましょう。

 

そして、金持ちになるために資産を買い(作り)、負債を減らしましょう。

 

(4)資産を持つ

本当の資産とは!?

  • 自分がその場にいなくても収入を生むビジネス
  • 株・配当金
  • 債権
  • 投資信託
  • 収入を生む不動産(家賃収入等)
  • 手形、借用証書
  • 音楽、書籍などの著作権、特許権
  • その他、収入を生み出すもの

(5)税金の支払い方

ビジネス(会社)を持っているオーナーは

1.稼ぐ ⇒ 2.お金を使う ⇒ 3.税金を払う

 ※経費として使ったお金を計上できる     

     

ビジネス(会社)のために働いている大多数の方は

 1.稼ぐ ⇒ 2.税金を払う ⇒ 3.お金を使う

(6)お金持ちの知識

1.会計力 (お金に関する読み書き能力)

      数字を読む力。

 

2.投資力 投資(お金がお金を作り出す力)を

  理解し、戦略を立てる力。

 

3.市場の理解力 需要と共有の関係を理解し、チャンスを

      つかむ力。 買う人がいて売る人がいる。

  

4.法律力 会計や会社に関する法律、国や自治体の法律に

   精通していること。合法的に行うのが一番